Category Archives: アーティスト Talk
久保田裕美/ライブドローイング
’09.7.28
ギャラリーとーくで、久保田裕美さんのライブドローイング、
’09/8/2まで進行中でした
前々から、私、大橋が一度は、やってみたかった試みのひとつが
今回展示会で借りてくださっている
久保田裕美さんのライブドローイング。
何にもない壁に紙を貼り付けまっさらな状態から
マジックでとどまるところを
知らずにどんどん描いていく。
私は、昔から消えてなくなるものに憧れがあった。
今日の日と昨日は違うように、生きていることそれぞれに
意味があるように思える。
久保田さんの人生観というのか、モチーフのひとつに
花がある。彼女が言うには、花は「私ってきれいでしょ!」と
言わんばかりに、咲き誇り、そして消えていく。
その他、生き物のキャラクターたちが、画面いっぱいに楽しんでいたり
怒っていたり、している様子がリアルでいい。
来てくださった方からのリクエストに答えてイメージを
動物にたとえて次々と描いている。
いつも、大きなキャンパスに描きたいと思っている久保田さん。
ギャラリーの壁面も、もう直ぐ描くところがなくなってくる。
縄 トモコ / 紅型作家
’11.7.13
7.20(水)までギャラリーとーくでは縄トモコさんの紅型(びんがた)作品が展示されています。
淡いピンク地に、琉球つばめを鮮やかな紅型染めでワンポイントにしたワンピースを着ている素敵な縄さん。夏と一緒に沖縄から来廊されました。
紅型は沖縄を代表する染色の技法です。
紅(びん)はいろんな色そのもの、型(かた)は型どった模様だそうです。
縄さんから染めについてお話を聞くことができました。工程に、自然の素材が所々使われているのに気づきました。
・型をデザインします。
・突き彫りで染めたくないところを取り去り、模様をのこすように彫ります。型のうらにルクジュウ(沖縄の豆腐で大変固いカチカチのもの)を台にして当て、刃で突きます。
・布の上に型を置き、糊を型の上から押し広げる。固まった糊の所は染まらないのでシルクスクリーンとは反対の方法ですね。
・日本画で使う顔料を練り、やわらかくした大豆をこして作った豆汁(ごじる)を加えて染液を作ります。豆のたんぱく質が布に色を定着させる働きをするそうです。
・小さい毛足の短いブラシで色を生地へ押し込みます。
・いちだんと濃い色をブラシで押し込み隈取りします。色が繊維の奥へよく浸透するように、人の髪の毛が一番、隈取りのブラシの毛に適しているそうですよ。
・糊を洗って取ります。
縄さんは紅型作品の良さをよく見てもらうために額に入れて飾ってもらったり、浴衣や帽子などに取り入れる試みをしています。
そうして出来た作品は、柔らかく、わたしたちに身近に使いやすく感じられます。
沖縄で目にする原色の紅型のイメージとちがい、縄さんの作品には「白」や「金色」・・生地をいかした余白の空間があります。紅型にあまり使われない色です。
縄さんは、「型のデザインにはすごく時間をかけます。
自分が住んでいる身近な沖縄の自然の中の、植物や波や花を感じて自分の色で表現します。
自分の気持ちにそって、淡くなったり濃くなったり、空気や風の中にある可愛らしい草の色を見つけます。」と言っておられます。
「沖縄の太陽の光に照らされた自然の姿を表現するなら、
あらゆる色よりまぶしい『白』。」と縄さん。
こうして、伝承されてきた紅型に、縄さんのやさしい感性が加わりました。
個展のテーマ、「風の歌を聴いた」ことで生まれる縄さん独自の色で、これからも「縄さんの紅型」が表現されていきます。
縄トモコ
紅型作家
なわ ともこ
びんがた
1981 鳥取県米子市生まれ
2003 沖縄へ移住
金城紅型染工房・普天満紅型工房で紅型を学ぶ
2007 独立と共に、自己ブランド「紅型ナワチョウ」設立
異なったジャンルの物作りユニット「コココ工房」を結成
(紅型・陶器・写真)
以降、県内外で個展活動を展開
個展
2008 太陽(ティダ)に魅せられて…東京・ギャラリー&カフェ6次元
2009 タイヨウとツキのユメ…沖縄県玉城・海坐
6への探求…東京・ギャラリー&カフェ6次元
2010 つばめとハチドリ…沖縄・GARB DOMINGO
つばめとハチドリ…鳥取・ギャラリーそら
はじまりのカタチ…沖縄・kufuu
2011 さちばる・野の歌・風の声…沖縄・GARB DOMINGO
http://bingata-nawachou.daa.jp(縄トモコ HP)
兵庫県姫路市内、姫路城より少し東方面で
ギャラリーとーくを経営しています。
2008年「アジアの布を纏う」という本を
出版しました。
アジアの布ともちろん日本の布を追いかけて…
12/26~1/4迄ラオスのサバナケートに綿織物を求めて行ってきました。





最近のコメント